今を全力で生きるためのアドラー心理学
新品価格 |
「嫌われる勇気」という名著が出たことにより、日本でも一気にその知名度が増したアドラー心理学。
「嫌わる勇気」は悩みの大半は対人関係であると断じるなど、目から鱗が落ちるような発見があり、何度か読み返しても得ることが多い本でした。
そんなアドラー心理学の中で、最も生きていく処方箋と成り得るのが、「刹那としての「いま、ここ」を真剣に踊り、真剣に行きましょう。」ということではないでしょうか。
日々を一所懸命生きていると過去の赤面してしまうような失敗などは忘れてしまいますし、これから先の事を考える余裕などはなくなります。
変えることができない過去や、考えてもどうなるのかがわからない未来の事ばかりを考えても意味はないのです。
それでも、多くの人間は過去と未来に囚われてしまいます。
それだけ過去も未来も気になってどうしようもないものなのでしょう。
この過去と未来から逃れることができる最適な方法が、アドラー心理学の言う、今を真剣に生きるということなのでしょう。